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Maintenance

ー無垢の木のメンテナンスとちょっと気を付けておくことー

 

 

無垢の木はお手入れが難しそう・・・

メンテナンスって私にもできるの?

 

そう感じる方が多いと思います。

そこでこのページでは無垢の木との暮らし方についてお話ししたいと思います。

DRY 無垢の木は乾燥するって本当?

 

本当なんです。

無垢の木は根は絶たれたものの姿を変えても呼吸を繰り返しています。人と同じで適温で心地いい場所においてあげるのが一番いいです。エアコンの風が直接当たって乾燥しているところや直射日光や日当たりの良すぎる窓辺、加湿器の傍などは避けてください。乾燥しすぎると、ひび割れが始まったり、日光による日焼け、加湿器の水分を含むと気が膨らんで伸び縮みしたりします。半年に一度、年に一度のワックスかけで保湿も兼ねたお手入れをおすすめしています。

こちらの写真は西日が当たる窓際でさらに、エアコンの真下という過酷な条件に半年置いた天板です。

scribble 落書きしちゃったら?

 

いつまでもきれいに使ってほしいけど、こどもって絵をかいたりするのが大好きで、いつのまにかクレヨンや鉛筆、サインペンに油性マジックペンがついてしまったらどうしよう!!とご心配な方へ。chape chapicではお子様の成長と時と共に使うほどに味わいが増していくことを楽しんでいただきたいと思っています。ついてしまった傷も、らくがきでもそのままでいいんじゃない?って思ってます。だんだん日が経つにつれて木の色も変化していくので目立たなくなってきたりします。でも、、、やっぱり気になるから消すにはどうすればいいの?のお声に、落書きの消し方をご紹介します。

 

✔ クレヨン

✔ サインペン

✔ ボールペン

✔ 油性マジックペン

✔ えんぴつ

✔ 色鉛筆

sponge 汚れ落としならメラミンスポンジは?!

 

汚れ落としなら頑固な油汚れも落とせるメラミンスポンジはどうかな?

水を含ませたメラミンスポンジで実験してみましょう

 

① 水を含ませたメラミンスポンジで天板の落書きをこすっていきます。

② 色鉛筆、クレヨン、鉛筆、水性ペン、ボールペンはすんなり落ちましたが油性ペンはまだ残っていますね。

③ もうちょっとこすっていくと油性ペンも薄くなってきましたね。でもでもー。

乾いた布で拭いてくださいね

check!

上の3枚の写真で、木目がくっきりと違う色になっているのがわかりますか?ちょっとわかりにくいでしょうか。左の大きい写真を見てみてください。わかりやすいようにたっぷりと水を含めた布で無垢の木の天板を拭いてみました。すると木が水を吸って木目がくっきりはっきりと見えますよね。このまま放置しているとシミの原因となるんです。だから、無垢の木は「汚れたら乾いた布で拭きましょう」と言われるには、こんな理由があるからなんです。

メラミンや水拭きはやめてね

baking sodao お掃除の味方重曹はどう?

 

水拭きがシミになるのはわかった!じゃあお掃除の味方、自然素材の重曹はどうかな?

実験してみました。

① 重曹を適量布にとり、天板の汚れをこすっていきます。

② 重曹だけでは伸びがよくないのでやっぱりお水に溶いて使ってみました。

③ 汚れは油性ペンも全て落ちました!しかしこのように真っ白になってしまいました。

chack!

重曹はやっぱりお掃除の味方!汚れがよく落ちました。重曹は細かい粒で汚れを研磨しながら落としていくので無垢の木をやすり(紙やすり)かけしたようになります。

 

今回は鉛筆、色鉛筆、クレヨン、水性ペン、ボールペン、油性ペンを落とすために広範囲に湿らせた重曹でこすったためにこのように大きく白く跡が残りましたが、小さなペン跡には少しの重曹でもよく落ちます。

 

研磨する意味では紙やすりと同じことなので重曹でも使えますね。研磨した後は、オイルで保湿してあげてください。白っぽく見えていてもオイルを塗りしばらくたつと目立たなくなってきます。

 

実験のために何度も書いては消して、書いては消して。無垢の木さん頑張ってくれています。たっぷりとオイルで保湿保護すれば大丈夫。

 

 

oil maintenance

 

以上のお話、いかがでしたか?たっぷりと湿らせた水吹きはシミの原因になりやすいので、しっかりと固く絞るか、乾いた布で拭きとるか。鉛筆や色鉛筆は消しゴムでも落とせます。お掃除の味方、「重曹」でも小さな汚れなら紙やすりと同じ研磨効果があります。広い範囲をごしごしこすり続けると白っぽくなります。

無垢の木のお手入れって、難しいんですね、、と思った方へ。難しいことはありません。最初にもお話ししたように、無垢の木の良さは、「年月とお子様の成長と共に増す味わい」です。木の色も経年変化といってどんどん飴色に変わっていきます。傷もペン跡も木の力によって味わいへと変化していくのを楽しんでもらいたいと思っています。

 

でもどうしても落としたい落書きや汚れって出てくると思います。そんな時に便利なのが、オスモオイルのワックスアンドクリーナーです。

 

osmo color

ワックスアンドクリーナー

chape chapicの学習机にはドイツのオスモ社の自然素材のオイルを使用しています。

そのオスモ社製のワックスアンドクリーナーも再生可能な自然の植物ワックスをベースに作られた安全な塗料です。

ワックスアンドクリーナーは汚れ落としと同時にワックスかけもできる誰でも手軽にできるお手入れ方法です。

① 油性マジックペンで書いてみました。

オスモのワックスアンドクリーナーで落としてみましょう。

② まず紙やすりで汚れている部分だけこすります。

③ 次にオスモワックスアンドクリーナーを布に少量取ります。たくさんつける必要はありません。オスモのワックスアンドクリーナーはよく伸びます。

④ この通り。目立たなくなりました。こすりすぎて、多少白っぽくなったとしても、時間とともに目立たなくないます。

 

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